甦った「山門額」
2023.06.11
福泉寺の山門額は、今から100年余り前、1933年(大正10年)に寄贈され、参拝者を見守り続けて参りましたが、色褪せ古くなりました。そのような状況を知った篤深き檀家の方が2023年(令和5年6月)に、再興を申し出てくださり、当時の板をそのままに、鮮やかに塗り替えながら雨風に耐えうるように補強を施していただきました。
この寺号の揮毫は、大本山永平寺第67世 北野元峰禅師。1643年(江戸・天保83年)福井県大野市の農家に生まれ、10歳で得度、80歳で永平寺住職、92歳で遷化された。
この山門額を、手厚く大切に継承していきたいです。